煤竹製(すすだけせい)※2018年4月12日更新

糸を載せる白い箇所(舎利製)によって異なるタイプがあります。

差込式(さしこみしき)

煤竹(すすだけ)製の駒です。主に津軽三味線用に使われます。

このタイプは糸を乗せる箇所(上の画像だと舎利製の白い部分)が土台の煤竹に「差し込んで」あります。半骨型は載せて接着しているだけでしたので剥離することもありましたが、この「差込式」はその心配がありませんし、強度も上がっていて壊れにくくなっています。


半骨型(はんこつがた)


ちなみに半骨型を考案したのは当店先代の仁木宏宗です。冗談交じりに「意匠登録を取得しとけばよかった」と言っておりました。

型はその都度いろいろなものを製作しています、高さは2分4厘~3分3厘まで用意しております。

舎利駒より丈夫なのでその替りとして稽古用としてお使いになる方もいらっしゃいます。



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